突然ですが、理学療法士という資格はご存知ですか?
私が持っている国家資格です。
よく友人や初対面の方に
あいさつで
「理学療法士をやっています」
というと
相手の目が点に・・・(^_^;)
すかさずリハビリです
というと
「あーはいはい!」
となります。
今日はせっかくなので理学療法士がどんな資格なのか説明します。
実は国家資格の中では比較的新しい部類に入ります。
昭和40年に理学療法士及び作業療法士法ができ、翌41年に初めての
国家試験が行われました。
聞いた話では大阪で8人だったかな? 全国でも30人ぐらいだったそうです。
(ちなみにこの大阪の8人?の中の一人のレジェンドは今も私の
母校 関西医療学園専門学校の理学療法学科で教えておられます。)
ではどんな事をするのか
「理学療法士及び作業療法士法」第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。
要するに
病気やけがや障害などによって
基本動作能力(座る・起きる・立つ・歩くなど)が低下した人に対して、
基本動作能力の維持・改善を目的に
物理的な手段を用いて行われる治療法です。
ただし、これができるのは医師の指示の下という決まりがあります。
(看護師など医療系資格はほとんどそうです)
そして、医師の指示がなければ保険適応にはなりません。
なので、自然と医師がいる病院や施設に勤務しています。
しかしながら最近は小泉内閣時に規制緩和があり、養成校が乱立し、
いまや理学療法士は10万人を超えています。
日本で言うと10万/1億2000万人ですが
将来なりたい職業ベスト5に理学療法士が入るアメリカと比較
しても日本の理学療法士の方が多いのです。
アメリカの人口は3億1000万人ぐらいです。
日本が高齢化してリハビリの必要性が高い人が多いってことですね。
あとよく”PT”と略されます(Physical Therapy:フィジカルセラピー)
最近よく紙面で見るプロジェクトチームちゃいますよ・・・
これで少し理学療法士について分っていただけたでしょうか???
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