さて今日は病気のお話です。
脳梗塞 脳出血などの脳血管障害です。
人の脳は脳から体の神経に変わるところで交叉します。(錐体交叉)
つまり左右が反対になります。
なので右の脳に障害を受けると左側に麻痺が出ます。
逆に左の脳に障害を受けると右側に麻痺が出ます。
知っておいて欲しいのは神経の全てが交叉するわけでは
ないということです。
麻痺側はもちろん非麻痺側(麻痺側の反対の意)にも1~2割は
障害の受けた神経が来ているということです。
このことは介護職や医療に携わる職種でも知らない方は
正直いらっしゃいます。
あと麻痺の程度は脳の場所・障害の大きさなどで変わってきます。
しかし麻痺だけではありません。
高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)といわれる
障害も起こる可能性があります。
例えば失語
人間の脳は言語を司る方の脳を優位半球と言います。
8~9割の人は左側の脳にあります。
なので左側の脳の言語の領域が障害されると失語といわれる
症状が出ます。
話せなかったり、話せるが人の話を理解できなかったりとさまざまです。
例えば失行
単純ないつもやっていた動作や行為の順序や
やり方が分からなくなります。
お茶を入れる・服を着る・歯磨きなど
動作においては体の筋肉が硬く
(柔らかくなる場合もありますが)なってしまい、
上手く動けません。
では動く方に力を入れて動こうとすると
連合反応と言われる現象が起こり
麻痺側の筋肉がさらに硬くなってしまします。
最も硬くなるとクローヌスと呼ばれる
小刻みに体の一部が動いてしまう
現象が起きます。
これは脳血管障害の病像の一部でしかありません。
私は理学療法士としてたくさんの脳血管障害の方と
リハビリを行ってきました。
結論から言うとならない方良いということです。
まれに予防できずに発症する方もおられますが、
日頃の生活を見直すことで防げることもあります。
すでに糖尿病の方、高血圧の方、高脂血症の方などは
特に注意が必要です。
お酒・たばこもほどほどに・・・
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