今日は背骨の話です。
皆様の背骨は通常S字のカーブが見られます。
首は前に膨らみ、胸で後ろに膨らみ、腰でまた前に膨らんでいます。
さてではこの背骨のカーブはいつできるのでしょうか。
答えは幼児期です。
お腹の中の胎児や生れたばかりの乳児は体が丸くなるように
背骨も丸くなっています。
寝返りやハイハイをするにつれて次第に首や腰にもカーブが
出来てきます。
ハイハイの時期は非常に重要で無理に
歩かせる必要はありません。
体の準備が整ってから歩くのが望ましいのです。
そして仙骨が前に約37度傾くと立つ準備が出来てきます。
つまり腰がそれるようになるということです。
この時期に得た背骨の形が姿勢や生活によって
ずれて固まっていくのです。
そして許容範囲を超えると腰痛などの症状が出てきます。
幼児期に正座や一輪車を推奨する教育現場も
あるのです。
この背骨のカーブは衝撃の吸収や動作においても重要です。
この機能を維持していくことで若く、ケガをしにくい
体を持つことができると言えます。
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