さて、今日は鍼灸についてです。
よく鍼灸師と一般的には言われておりますが、
法律上は鍼師と灸師は別です。
ただ同じ理論・体系の中で現在まで続いてきたものですので
鍼を使うか灸を使うかに分かれた
と思って頂いてよいと思います。考え方は基本的には同じです。
考え方を簡単に説明しますと人間の体は血液と気の調和で成り立ち、
エネルギーを送る経路を「経絡(けいらく)」
その経絡に360個以上の「経穴(けいけつ)」いわゆるツボがあります。
つまり経絡の流れが滞ると体に異常をきたすと言われています。
経穴は毎年いくつかは発見されており、ほぼ体中ツボだらけの状態に
なりつつあります。
日本では鍼灸にかかる方の多くは腰痛ですが、WHO(世界保健機関)
の鍼灸の効果を
認めたものとしては鼻炎・感冒などの上気道炎、
気管支炎などの呼吸器系疾患
結膜炎などの眼科疾患、胃下垂・十二指腸潰瘍などの胃腸疾患、
頭痛などの神経疾患に効果があるとされています。
鍼の特徴は激痛がピタッとやんだというような話はよく耳に
するように即効性があるということです。
ただその裏返しで効果がなかった時の対応ができない。
科学的根拠がないというところもあります。
現在は盛んに世界で研究が進められています。
また技術や経験に大きく左右されるところがあるのも事実です。
東洋医学は経験を積み上げて出来たもので、日常の生活にも
当てはまることが多くあります。
またブログでも紹介できればと思います。
最後に言いますがうちぼり整体院で鍼灸の施術は行っていません。
コメントをお書きください