さて本日は老化についてです。
老化には『生理的老化』と『病的老化』があります。
自然に起こってしまう生理的老化は現在の医学では
止めることはできませんが、
病気の原因となる因子が老化の勢いを早める病的老化は
その病的因子を除くことでコントロールできます。
生理的老化+病的老化⇒老化の加速
と考えられるでしょう。
なぜ老化するかは現代医学でも
答えは見つかっていません。
ですが仮説は7つほど考えられています。
①プログラム説:老化を起こす遺伝子を持っているという説
②活性酸素説:細胞のミトコンドリアで作られる活性酸素が細胞に悪影響を及ぼすという説
③テロメア説:細胞のテロメアという物質が細胞分裂できるのに制限があるという説
④遺伝子修復エラー説:障害された細胞の遺伝子の修復が上手く行えず、細胞や機能の低下が起こるという説
⑤分子間架橋説:分子架橋(DNAやタンパク質などに蓄積する物質)が老化の原因という説
⑥免疫機能低下説:免疫力の低下が原因という説
⑦ホルモン低下説:ホルモン分泌の低下が原因とする説
これらが解明されれば、老化しないという日が
来るかもしれませんね。
コメントをお書きください