今日は黄色靭帯骨化症についてです。
最近野球の監督がこの病気で休養され、
ニュースになっていました。
よく椎弓をつなぐのが黄色靭帯で・・・
と説明されていますが、椎弓がわからない方の方が
多いと思います。
上の画像の上側がお腹側 下が背中側です。
要は背中側にある突起も含め椎弓です。
椎弓の真ん中には空洞がありその空洞を
脊柱管といいます。
黄色靭帯は脊柱管の後方部分を固定する靭帯です。
この靭帯が骨化して硬くなりすぐ前にある
脊髄を圧迫することで症状が出ます。
症状は痺れ、痛み、脱力、間欠性跛行です。
間欠性跛行は歩くとだんだん足が出にくくなり
休むと症状がなくなります。
それが繰り返されます。
何が怖いかといえば脊髄が傷むことです。
脊髄が傷めば手術をして骨化した部分を
改善しても症状が続くことが大いにあります。
神経は運動や感覚を司っていますので
非常に重要な部分です。
日頃から注意が必要です。
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