ウイルスと細菌の違い

さて、少し寒くなってきましたね。

風邪をひく方もいらっしゃると思いますが、

ウイルスと細菌は違います。

では解説です。

一体何が大きく違うかというと、

細菌には抗生物質が効きますが、ウイルスには効きません。

細菌の一部にも抗生物質が効かないものもありますが、

これは耐性を獲得したもので本来は効いていました。

しかしウイルスには効きません。

（インフルエンザはウイルスですが、病院で

抗生物質出ることがありますが・・・）

なぜならウイルスには自分の体内に栄養を取り込んで

成長・増殖するという機能はありません。

いってみればそれらは目的が違うのです。

細菌は感染した生物から栄養を奪い自力で増殖します。

栄養があって一定の条件がそろえば増殖できますので、

生物以外の食物にも取り付いて腐らせます。

しかし、ウイルスは生きている細胞のみ取りつきます。

つまりウイルスは自力で増えることができませんので、

感染した細胞の力を利用し、増殖するのです。

どちらにせよ感染しない様に手洗い・うがいを行い

予防に努めて下さいね！