フィギアスケートでの激突の話題が
ニュースで多くみられます。
通常あのような激突で動けない場合は特に
注意が必要です。
多くのスポーツの現場に医師はいません。
トレーナーやコーチが初期の診断ではなく
判断をしなくてはいけません。
あのような場合は脳振盪や脊髄損傷も考えなければいけません。
もし後者であれば首を固定して動かさないようにする
などの対応が必要です。
脊髄損傷であれば首から下の手足が麻痺して
動かなくなり、回復もありません。
脳振盪だとしても選手が「大丈夫。やります。やらせて下さい。」
と言ったとしても、止めなければいけないのは
周囲のスタッフです。
もしあの時演技中に再度脳振盪になれば、致死率が
50%ぐらいになるようです。
まだ若い選手ですので今で終わりではありませんし、
止めるべきだったと感じています。
日本に帰国後の診断は4~6週間らしいですので。。。
日本ではケガをおして2位になり
美談になってしまいますが、
今後の選手生命、人生をも奪ってしまう可能性だって
ありました。
ケガで選手生命を奪われ選手はたくさんいます。
そのような方を減らすことも重要であると思っています。
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