膝の下を叩くと足が動くのはなぜ?(腱反射)

よく膝の下をコンっと叩くと足が動く


検査をみたことありますよね?


よく脚気の検査なんて言われますが


現代の生活で栄養不足は例外を除き


あまり出くわしません。


正式には『深部腱反射』といいます。


でもあの検査はとても重要で何をみているかといえば


筋肉の緊張状態や脳から神経へと指令が


上手く伝わっているかをみています。



筋肉は脳の支配を受けていますので


例えば脳梗塞などで脳の支配が及ばなくなると


膝下を叩くと通常以上に大きく動きます。


これにより専門的に言うと『痙縮』が疑われます。


痙縮:筋肉の緊張状態に異常をきたすこと



その他に腰椎椎間板ヘルニアでは


膝下を叩くと通常より動きが小さくなったり、


動かなかったりします。


これによりヘルニアで神経が圧迫されて


神経の伝達が鈍くなっていることが分かります。



意外に奥が深い検査なんですよ!


判断も難しいので気になる方は


専門家に聞いて下さいね。







 

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