脳血管障害と一言でいってもさまざまな疾患があります。
まず大きく2つに分類されます。
1つは脳の血管が血栓やコレステロールで詰まる梗塞
もう一つは脳の血管が破れる出血があります。
原因は先天的に血管の状態が細いなどもありますが、生活習慣病からのものが多くを占めます。
特に糖尿病・動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞などが原因で起こるもの多いです。
最近では救急医療の発達により一命を取り留めることが増えていますが、後遺症としてさまざまな症状が出てきます。
代表的なものが一側が麻痺してしまう片麻痺(運動障害・感覚障害含む)です。また高次脳機能障害(失行・失認など今まで行えていた行動や認識に障害がでること)も多くみられます。
ここで豆知識ですが、右の脳に障害があった場合体の左側に症状が出ます。これは脳からの神経が体に行くまでに交叉(錐体交叉)するためです。しかし、ここで交叉する神経は8~9割と言われており、残り1~2割は交叉せずに同側に下りていきます。つまりよく動く手足でも軽度の麻痺(運動障害・感覚障害)はあります。
話は戻りますが、片麻痺で問題となるのは手足が動かないということと筋肉が硬くなりやすいことです。またよく動く手足に力を入れると麻痺側も力が入り硬くなってしまうことです。(連合反応)
さらに病院でのリハビリを終えると継続して治療を受けられるところが非常に少ないことが問題です。
介護保険の訪問リハビリや介護老人保健施設、デイケア、デイサービスなどぐらいしかありません。そして問題なのが50代・60代の方が少なく利用しにくいことです。
では整骨院・整体院は治療・施術出来るかといえば、数少ないと思います。どちらかといえば整骨院・整体院は整形外科的な疾患を専門にしていることが多いからです。(勉強しておられる先生方はすいません。)
では誰が脳血管障害を専門としているかと言えば病院でリハビリなどをしている理学療法士です。
そこで・・・
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うちぼり整体院は理学療法士が施術している数少ない整体院です。
完全に手足が動けるようになるかと言われれば難しいですが、体の硬さは変えることができます。体の硬さがとれることにより小さな力でも体を動かすことができるためスムーズに動けるようになると考えます。
脳血管障害の方のほとんどは頭蓋骨から仙骨、骨盤、腕、足のほぼすべてにおいて骨のゆがみ・骨の動きの硬さがみられます。
それを改善し、動作を行いやすくするよう施術していきます。
もちろん筋肉も柔らかさが出るよう行います。
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