変形の伴う膝痛の代表的なもので、要するに骨同士があたることで、周囲の筋肉が過剰に働くなどして痛みが出てきます。重度化すると動作時はもとより安静時にも痛みがみられるようになります。
股関節痛(変形を伴う股関節の痛み)は先天的に股関節脱臼が要因でおこる方もおられますが、変形を伴う膝痛はほとんどが体の使い方・硬さが原因であると考えます。
なぜ膝に痛みが?と思われるかもしれませんが、このようなことから起こります。
立った時に膝の一つ上の関節は股関節ですが、股関節には骨盤や胴体が着いています。逆に一つ下の関節は足関節で、地面に接しています。仮に腰や股関節、足関節に問題があったとします。体の中で一番自由に代償が利くのが膝になります。そうなりますと皆さまも聞いたことがあるO脚・X脚へと変形してしまします。
はじめこそ痛みはありませんが、少しずつ筋力の低下や関節内部の損傷により痛みが出てきます。
余談を入れますが、走るロボットを見たことがあるでしょうか?
まだ少しぎこちない感じがありますが・・・
ロボットでも同じです。ロボットは足を出すとき股関節と足関節の曲がり具合を瞬時に計算して動きますが、股関節と足関節の曲がる角度が計算できない限り、膝の角度を計算できないので計算が間に合わずにこけないか開発者は心配そうに陰で見ているという話を聞いたことがあります。ここで言いたいことは膝は他の部位からの影響を受けやすいということです。
膝が根本の原因でない可能性が高いのです。膝だけの施術を受けていませんでしたか?他の部位も見てもらっていましたか?
皆さまも膝を眺めてみてください!
膝のお皿の中心からまっすぐ下に下がってみてください。
膝蓋腱と呼ばれる少し硬いものがあります。(膝蓋腱反射が起こるところで、叩くと勝手に足が上がってしまうところです)
膝蓋腱が外側または内側にいっていないでしょうか?過度に外側・内側に移動してしまっている方は変形性膝関節症の予備軍の可能性が考えられます。早めの対応が高齢期に歩けるか車いす生活になるかの分かれ道となります。
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うちぼり整体院の施術はまずは背骨・骨盤・足の骨動きを調整します。そこから膝の関節の隙間を広げ、元の骨の位置へ戻していきます。その後凝り固まった膝周囲の筋肉を引きはがしたり、緩めていきます。(引きはがすとき少し痛みが出ますが・・・はがれていくと痛みはなくなっていきます。)
そうすることで痛みは軽減し、足の力も入れやすくなります!